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ジュリー、フェザー級転向初戦で柔術アリジゴクと激突



フェザー級7位のオリヴェイラとライト級9位のジュリーによるフェザー級ワンマッチ。マイルズ・ジュリーのフェザー級転向初戦ということもあり注目が集まる。果たして彼はフェザー級に適応できるのか。

万能型プリンスはフェザー級で生き残れるか

  


マイルズ・ジュリーの投入でフェザー級戦線は益々加速する。ただジュリーに対して一つの懸念がある。昨今のMMAではオールラウンダーが当たり前。それでいて尚且つ一つ秀でた武器を持ったスペシャリストがいる。ヘビー級王者ヴェウドゥムの柔術、ライトヘビー級王者コーミエ、ミドル級王者ワイドマンのレスリング力など。王者クラス、トップランカーは必ずと言って良い程強力な武器を兼ね備えている。確かにジュリーはオールラウンダーであるが目立った長所がない。短所もないが長所もない。カウボーイに完膚無きまで敗北し、自身もそれを痛感したのではないだろうか。そして早々にフェザー級に転向したが、強力な武器を持たない彼はまた躓くことになりそうだ。そして今回オリヴェイラという転向初戦にしては厳しい相手を用意された。当然グラウンドではなく、スタンドを主戦場に戦うだろう。なので絶対にスタンドでは主導権を握りたい。攻めの姿勢を貫かなければ厳しい戦いになりそうだ。

柔術アリジゴクで大物喰いを狙う



ボトム上等のスタイルでフェザー級で異彩を放つチャールズ・オリヴェイラ。フェザー級4強に斬り込める可能性を持った数少ないファイターだったが、前回のホロウェイ戦で、食道を傷め試合を棄権しTKO負け喫した。それまではフェザー級で4連勝を達成。今回は再起を図る。柔術の熟練度もさることながら、最近ではスティーブンスといった強豪にも競り勝つことが出来る様になった。ポイントを度外視した彼のスタイルで強豪に判定勝ちすることはMMAに適応出来てる証である。更にかつてはセラーニ、スワンソンといったハードヒッターに葬られたが、最近はスタンドで危ういシーンはない。ジュリーであれば十分スタンドでも勝負が出来ると思う。スティーブンスを下がらせた圧力はジュリーにも通用しそうだ。そして3Rにグラウンドへと引きずり込み一気に極めたい。
フェザー級4強の壁は限りなく高いが、まだ26歳で一つの武器に特化したこの男に可能性を感じる。まずは目の前のジュリーを突破しトップコンテンダー争いに躍り出たい。

将来性のある未来の王者候補同士の戦い。面白くないわけがない、フェザー級注目ワンマッチ。

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