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この星の格闘技を研究する
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フェザー級最終戦争 審判の時


アルドはメンデスを再び返り討ちし、フェザー級を一掃した。しかし、まだ反旗を翻す者がいる。帝国を揺るがす最強の刺客コナー・マクレガーだ。フェザー級戦線を散々に荒らした暴君はアルドをも蹂躙してしまうのか。アルドは1年2ヶ月ぶりのブランク、対してマクレガーはメンデスを葬り暫定王者になっている。さらにオッズではマクレガーがフェイバリットで流れは完全にマクレガーに傾きつつある。未知の世界へ突入するフェザー級世界タイトルマッチ。

絶対王者 フェザー級最後の試練



MMA戦績26戦25勝1敗、UFC戦績7戦7勝、UFCで未だに無敗街道をひた走るアルド。このパーフェクトな男の8度目の防衛戦の相手はコナー・マクレガー。メンデスとは違うスタイルを持つ挑戦者にどう戦うのか。今回はマクレガー同様でリーチが長くサウスポーのケンフロ戦が参考になりそうだ。序盤は前足にインローからワンツーで切り崩していきたい。そしてマクレガーのローに対してはキャッチしてテイクダウンへ繋げる。逆にマクレガーはテイクダウンという選択肢はないだろう。これによりアルドが有利になってくる。中盤にジャブからのテイクダウンでパウンドを落とすことにより勝利を近づけたい。マクレガーはメンデス戦でテイクダウン耐性の低さを露呈。打撃でダメージを受け、スタミナが落ちてくる中盤なら余裕でテイクダウンを奪える。大事なのはスタンドでマクレガーのプレッシャーに負けないこと。引いたらよりマクレガーの勢いが増すことになる。スタンドで覇権を握るのはどちらか、そこが勝負を分ける。試合前に散々挑発された絶対王者は、憤慨している。メンデス2戦目以上のアルドが見られる可能性は高い。

 

マクレガー大王 アルド帝国征服へ

 

UFC戦績6戦6勝5KOのマクレガーは、中長距離から放つシャープで殺傷能力の高い打撃と、距離感支配能力でフェザー級戦線を席巻した。そして遂に迎えたタイトルマッチ。相手は無敵の王者ジョゼ・アルド。この無敵の王者アルドに穴はあるのか。アルドは近距離打撃戦において凶暴なる野生をむき出しにする傾向がある。とにかく殺めたいという気持ちは時にガードが甘くなりがちである。その刹那に貰うビックショットは幾ら王者でも腰が落ちる事間違いないだろう。前戦のメンデス戦ではかなり顔面を被弾していた。至近距離の打撃戦こそ、パーフェクトな王者の唯一の穴だろう。
必殺の左ストレートを王者の顎に突き刺してからのパウンド葬がマクレガーの思い描く理想像だ。そしてメンデスを後退させ強力なプレッシャーに注目したい。序盤からアルドを後退させる様なことがあれば全世界のMMAファンはマクレガーの強さを認めざるを得ない。逆にスタンドで覇権を握れなかった場合は厳しいことになる。マクレガーがアルドをテイクダウンするのは難しい。そもそもマクレガーにとってテイクダウン取るメリットはあまりない。つまりアルドにスタンドで遅れを取る事は、イコール死に繋がる。マクレガーがアルドに勝つには判定ではなくKOしかない。


因縁深い両者、遂に審判の時。史上最大のUFC世界フェザー級タイトルマッチ。

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